透析について

血液透析

血液透析療法とは、腎不全の治療法のひとつであり、機能が低下した腎臓の代わりに血液から老廃物や不要な水分を除去する治療法です。
一般的な治療法では、週に3回決まったスケジュールで透析施設に通い、1回あたり4時間の透析を受けます。

当院の透析室では

1回あたり4時間の週3回透析を基本として、5時間透析やオンラインHDFにも対応しています。

ベッド数

39床(オンラインHDF 33台)

透析スケジュール

9:00~
14:00~

臨時透析

新型コロナウイルス感染症対策のため、臨時の受け入れを制限しています。
お電話にてお問い合わせください。

臨床工学部の紹介

透析室では、看護師と共に臨床工学技士が働いています。

当院の臨床工学技士は、開院当初より血液浄化や高気圧酸素などの生命維持管理装置の操作と、医療機器の管理や点検を主な業務としてスタートしました。
現在も血液浄化業務を中心として、日々の技術革新により多様化する医療機器を安全に使えるよう、機器の情報収集と保守点検による信頼性の向上に努めています。

各種業務
  • 血液浄化
    透析室(39床)にて日常業務を行っており、シャントへの穿刺と透析機器の操作を主な業務としています。
    集中治療室での持続的腎代替療法(CRRT)や各種アフェレシスにも対応しています。
  • 高気圧酸素
    加圧されたタンクの中で高濃度酸素を吸入することにより、低酸素状態の改善や体内ガスの圧縮による循環障害の改善などをめざす治療法です。
    現在は第一種装置一台で運用しており、脳梗塞や腸閉塞、一酸化炭素中毒などの治療をしています。
  • 医療機器管理
    院内で使用する医療機器の日常点検や定期点検を行っています。
    点検によって機器の破損や不具合を早期発見することで、使用中の故障を未然に防いでいます。